2kg,3kg釜は製造しないのですか?
ちょっと背伸びすれば手の届く、排気が換気扇ででき、フル装備の焙煎機をお譲する事が出来る焙煎機、それが1kg釜です。 それ以上は大手のメーカーぼ焙煎機をおすすめします。私がたとえ作っても釜はどこかで鋳物で鋳造、加工等依頼することになりそれなりの金額となり、私の作る意味がなくなります。
キャパスタで会得した焙煎技術は大きな釜になってもお役にたちます。
Ke-1,Ke-3が生産停止とありますが何故ですか?
フロントパネル(スプーンや豆の排出口、温度センサーを取付けた正面のパネル)の材質をアルミの厚み1.5mmからステンレスの厚み1.5mmに変更しました。アルミの時は私が注文を受けてから一枚ごとに、裁断穴開け等の加工を行ってきましたが、ステンレスは材質が硬く細かい加工ができないので、専門のレーザーカット業者にお願いしていますが、大きなステンレスの板から約20枚を切り分けるため、Ke-1,Ke-2、Ke-3の三種類のフロントパネルの在庫を取置きする事が在庫金額として大きな比重になり、生産を停止しています。希望の方は、特注として注文が可能です。
ホームセンターで購入できる部品を多く使っていると聞きましたがなぜですか?
もちろん安くするためです。同じ1kg焙煎機を大手メーカーと同じような材料で作ったら、月に1台程度の生産では量産コスト低減を得ることができません。たとえば釜にしたって、専門業者で鋳型で鋳造、大型旋盤で削り出し、1ヶ月に1台か2ヶ月に1台の注文では高コストになってしまいます。
焙煎機後部のモーター台等が木製ですが、火を使う焙煎機で安全性は大丈夫ですか?
初期のころ豆排出口のロックをしないで焙煎した方がいまして、生豆が大量にコンロの皿にこぼれそのまま焙煎して生豆に火が入りコンロの外まで火が上がった事故がありました。それを検証するためコンロの上の模擬火災を起こし、炎が木部に達しないような木部までの耐火距離、防火板を設置しました。現在では炎がコンロの外に燃え上がっても木部に延焼することはありませんが、もしそうなったら他の部分も障害がおきてきます。
ところで、焙煎機なのに木を使っているのは、加工が容易な事と、できるだけ軽くするためです。キャパスタはKe-2で本体約16kg女性でもなんとか抱えて運ぶ事ができます。キャパスタは自分で運べて、路線便も使えて、自分で設置できる事をコンセプトとしています。できるだけ軽、小さくしています。
キャパスタ購入して将来3kg・5kgの釜に変え買えた時にキャパスタで得た焙煎技術は生かせますか?
キャパスタで得た焙煎技術は基本的な論理から習得していますので、将来も生かすことができます。当然お店が繁盛して焙煎量が足りなくなり、大きな釜をと思った時までがKe-2の使命なのです。
焙煎指導いただけるとありますがどのくらいの日数または時間ですか?
基本的には注文時および見学時に焙煎論理や排気の説明の後、実際の焙煎指導で論理に基づいた焙煎を理解していただきます。引取り時に再度論理の復習と論理に基づいた焙煎を数回行えば、基本的焙煎方法は習得できます。後はご自分で練習しご自分の焙煎方法を確立することになります。
究極の自家焙煎術小野善造氏の著書の中で排気を閉じ込めて焙煎すると言う事は何ですか?
小野さんの著書には色々書かれていますが、私なりに解読すると排気を閉じ込める事はダンパーを閉める事、つまりダンパーを閉めると釜の中に熱気が閉じ込められ豆の温度も上昇するので当然火力を落とす事になります。だからなるべく火力を上げないで焙煎する方法なのです。これでコクの有る豆を焙煎できます。キャパスタはこの焙煎方法で焙煎できるように対応しています。
一般市販部品を使用とありますが、補修部品をホームセンター等で購入できますか?
一般市販品を使っていると言っても、秋葉原の店とかそれなりの専門店で購入していますので、ホームセンターで全てそろうことはありません。
   クレーム、リコール、故障等のトラブルは責任を持って対応します。(状況によって有償)
連続焙煎はできますか?
できます。何回連続焙煎しても問題ありません。お宅の鍋は連続調理できませんか?使い方を間違えなければ何回でも使えます。
オール電化の家で、ガスがありません。焙煎はどのようにしたら良いのですか?
最近良く聞く質問です。オール電化の方にはLPGプロパンのボンベを購入していただき、焙煎機の台の下に設置していただくとよいです。プロパンボンベは、ホームセンター等のキャンプ品売り場などで10kg、6kgなどのボンベを売っています。ガス入りもありますが、ボンベだけの販売の時は、指定のLPGガス屋で充填してくれます。
住まいが遠方で、CAPASUTAを見て焙煎方法等確認できません。また、購入しても使い方等の指導が受けられないので心配です。
遠方の方で一度も現物のCAPASUTAを見ないで注文される方もいらしゃいます。焙煎方法はメール等で説明するのは大変でまた、それを受ける方も理解しにくい事と思います。なるべく物は送っても、香煎工房に出向いて焙煎論理、各機構の扱い方法、焙煎方法を学んでほしいのです。そうしないと、焙煎機を通して焙煎の美味しい珈琲が伝わらないのです。 購入予算は、交通費等も含めた額でご検討ください。けして、損をさせることは無く納得していただけます。
焙煎は初めてですが、焙煎教室に通わないとCAPASUTAをつかえませんか?
香煎工房でご指導いたします。焙煎論理、排気と火力の関係等を理解すれば、CAPASUTAに限らずどの焙煎機でも焙煎できるようになります。特にCAPASUTAは独自の焙煎方法で香りの良い珈琲を焙煎できます。
住まいがマンションですがつかえますか?
すでにマンションでの設置の実績もあります。マンションは排気が問題ですが下記の条件を満たせば設置できます。
1.キッチンの換気扇が屋上または廊下側(通路側)に排出していて、廊下が開放である事。
2.ご近所との付合いが常に円満である。(ここが肝心です。)焙煎の煙の臭いはけしていやなにおいではありませんが、臭いは強いです。
排気の煙突はどうすればいいのですか??
理想は煙突がベストですが、付属のジャバラダクトをサイクロンの頭の煙突に取付け、その先を換気扇の真下に設置すれば排気されます。CAPASUTAの排気モーターの能力は煙とチャフをサイクロンに運ぶ力しかありません。よってサイクロンからの排気力は煙突の上昇力や、換気扇の吸引力に頼ります。煙突を建てる時は煙突の効力を十分発揮する様に設置してください。
CAPASUTAの専用台はどうしても必要ですか?事務机で代用できませんか?
CAPASUTAの台には高さと長さの規定があります。当然、冷却機は焙煎機の豆排出口より低く、焙煎機の前方に位置し、サイクロンの排気入り口は焙煎機の排気煙突と平行で、焙煎機の後方にあることが必要です。以上の規定を満足すればどんな台でも使えます。
HP見ても大きさの想像がイマイチわかりません。キッチンの部屋で使えますか?
幅は家庭用一口コンロの幅で(30cm)、長さはフルセットでも両腕を軽く広げた長さで(120cm)、高さは60cm、キャスターを付けた 専用の台を自作すれば、キッチンのガスコンロの前で排気を換気扇に向けて設置できます。使用後は廊下の端によせて置くこともできます。(専用台の組立図を送ります。)
今の住まいはLPGなのですが、都市ガスの地域に移住したらCAPASUTAは使えなくなりますか?
CAPASUTAのコンロは一般の電気量販店で購入できます。コンロの天板は焙煎機に固定されていますが、本体は取り外しができ、LPG,都市ガスのコンロとご自分でも交換がでします。
生豆1kgを煎ることはできませんか?
問題点を克服し生豆で300g~1kg煎り機が完成しました。
なぜCAPASUTAの一ハゼ、二ハゼは一般に言われている185℃、200℃前後より高いのですか?
CAPASUTAの釜は小さく、温度計センサーの設置位置が排気の熱風の通り道となって、豆が連続でセンサーに当たっていてもセンサーが豆の温度と周囲の温度を測定しているからです。           必ず毎回一ハゼは200℃前後、二ハゼは230℃前後で表れますので、CAPASUTA焙煎機の特性としてご理解ください。(煎り作業には問題ありません)
焙煎は初めてですが、CAPASUTAを使えませか?
珈琲が好きで今後焙煎を楽しみたい情熱があれば使えます。CAPASUTAの基本焙煎DATAに則り焙煎すれば、それなりに焙煎できます。後はその情熱で、ご自分なりに研究し焙煎方法を、見つけてください。
手煎焙煎をしています。焙煎機は使ったことがありませんがCAPASUTAを使えますか?
一ハゼ、二ハゼの意味を理解していらっしゃると思いますので、CAPASUTA焙煎機の操作方法を我家にてご指導いたします。一様の操作方法を習得すれば、後はご自分で勉強しながら煎ることができると思います。もちろん手煎りを始めて時と同様失敗焙煎はつきものですが、データーの蓄積で再現性と焙煎技術の発展性とがありますから楽しいですよ。